唸るような暑さから一転。今日は雨も降り、少しじとじとしていますが気温が低くなり、過ごしやすい日になりそうです。
さて、西区五十嵐改修工事の現場では大工工事が棚板の施工と塗装工事を残してこれから仕上げ工事に入ります。
その様子をご紹介します。
L型に設けたキッチンです。動きが少なくて、効率よく作業ができます。ただし、面積の割には角コーナーが使いにくく、デッドスペースも発生するので収納の効率は落ちますので、そのあたりをよく考慮する必要があります。シンクの真の下にゴミ箱をおきます。ガスコンロの下は鍋やフライパンをスペースとなります。引出も多めにして、壁にはハンガーレールなど機能的を重視した器具も取付します。
塗装がまだ未完了の上部収納です。上段の収納は山菜採りが趣味のご主人がたくさんわらびなどをとってくるので、それを煮るための大きな鍋(直径37cm)を収納するために奥行を考えています。下の収納は普段よく使うお皿などを収納します。
今回はこげ茶色の塗装をしています。それに似合う色としてブルーのタイルを貼ることにしました。完成が楽しみです。
こちらはテレビ台です。以前は飾り棚として使われていた45cmの奥行の場所にテレビをもってきました。
天井は日本家屋の代表的なデザインの格子をモチーフにして、杉の桟を流しました。
ちょっとアップですが、洗面脱衣室には収納も作りました。建具は取付しないで、無印良品などの籠をおいて、タオルや下着を収納します。
出来るだけ大工の手で収納もつくります。派手さや高級感はありませんが、空間になじみ、ぴったりと納めることができます。手間も時間もかかりますが、せっかく作るのではあれば是非検討してみるものいいと思います。もちろん、お気に入りの家具を置くというのも大賛成です。