例年に比べ、暑い日が長く続いているような気がします。
外での現場作業は、体調管理が大切です。
テレビもオリンピックとコロナのニュースばかりですが、寝不足の方も多いのではないでしょうか?
暑さは我慢せずに、エアコンをつけてください。
前回のブログでは雑誌掲載のことをお伝えしました。ビルダーも数多くあり、加えて当然ながらデザイン、様式も沢山あります。
和風、洋風、スタイリッシュ、アジア風、北欧風、フランクフロイド風、カルフォルニアスタイル、ブルックリンスタイル?
後半に行くほど私にはよく分かりません。そんな中でも靴を脱いで上がるという日本人の様式は変わることはないのでしょうか?
玄関で靴を脱いで段差を上がりますが、その段差につける板状のことを上がり框といいます。ほとんど語られることのない部分ですが、私は大切に考えています。
和風の家だと最初の写真のように角材のような大きさのもが付けられます。建材のカタログにも上がり框として販売されています。
やはりちょっと大きいと思いますので、弊社では無垢材を加工して取り付けることが多いです。
こちは欅の框、床はヒノキです。欅の赤い色味がアクセントになります。
こちらはブラックウォールナットの框です。しかも、少しカーブさせていることで軟らかさを演出しました。床材は杉です。
ただし、リフォームなどでは板の厚み30ミリほどを取り付けることが難しい場合があります。
事務所の写真ですが、床材と同じ材料で作る方法もあります。すっきりとしています。床材は節の多いナラ材です。
写真の向きが変わっていますが、施工前と施工後のリフォームの写真です。床材と同じものを使っていますが、向きを変えています。
人を迎える玄関、毎日行き来する玄関。上がり框一つでも大分印象が変わることが分かっていただけましたでしょうか?
まったくの時事ネタではないですが、家づくりの中で少し考えてみてもいいのではないでしょうか?
古俣