有限会社 丸正建設

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新潟風土記

新潟風土記

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2019.06.22

「 西小針台の家上棟 」

梅雨に入り、天気予報も雨と天気の曇りのマークがコロコロと変わりやすい季節となりました。
幾分、すごしやすい気温にはなりました。

さて、基礎工事を終えて、西小針台の家は無事、上棟しましたので、その様子をお伝えします。

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基礎の上に土台を乗せます。土台はヒノキ材です。ヒノキはヒノキオールという成分を持ち、シロアリを寄せにくいと言われています。

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今回も床下空間を利用しエアコンで暖房するため、基礎と土台の気密を高めるために、ゴムとシートが合わさった気密パッキンを敷いて、その上に土台を乗せます。

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構造材は全て県産杉です。今年より補助金が少なりましたが、地産地消の精神は守りたいと思います。木が豊富にある日本。わざわざ外国の木を使う必要はありません。
内装は無垢の家具は外国の広葉樹で出来ていますし、インテリアの好みにより、ウォールナットのようにどうしてもその木でなければ出せな雰囲気があるので、自由でいいと思います。

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屋根を支える垂木という材。持ち出しの方法で軒先をつくります。当社では狭小地でない限り、軒の出の無い家は作りません。最近は四角い軒の無い家が流行?なのか、コストの点からなのかよく見かけますが、当社は受け継がれてきた民家を参考にし、機能的な部分はどんな材料が出ようが省くことはしません。

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LDKはできるだけ広く取りたいものです。そうすると中央付近に柱を建てることが多いです。その場合は化粧としてみせますので、傷がつかないように養生します。

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二日間で全体の形が完成しました。結構なボリュームとなりました。2階のホールからは海が見えました。単純な長方形は形ですが、心地よく住むために様々なことをかんがえていますので、少しづつご紹介していきます。