あいにくの雨の中、本日新潟テルサで行われましたベニシアスタンリースミス講演会に母と行ってきました。
イギリス出身ですが、現在は京都の大原で古い民家を改修して、ハーブやガーデニングを通して暮らす彼女のライフスタイルはNHKでも取り上げられ、ご存知の方も多いはず。私は1回ベニシアさんの番組を見た程度でしたが、ハーブで飲み物はもちろんのこと、洗剤や石鹸など生活の必要なものを身近なものでつくる生活が印象的でした。柿渋も自らつくり、家の木の板に塗装したりもしています。
今回の講演のチケットは完売で、駐車場も大変混んでいました。講演のタイトルは「自然と調和した暮らし。」と、ありましたが、内容は生まれてからの生い立ちから、今のような生活になるまでの道のりをスライドと共に時には冗談を取り入れながらお話していました。
ほのぼのした内容が多い中、ベニシアさんが気にしているのはミツバチの数が過去50年間で約45%も減少していることでした。減少の理由は密源植物の減少や携帯電話基地局から発せられる電磁波などによりミツバチのナビゲーション能力を狂わせているなどさまざまあるようです。世界の食物の90%を供給している約100種類の食物のうち71種類がミツバチによる花粉媒介のよりできる食物だからです。
他にはプラスチックやケミカルの製品に利用による副作用、そして携帯電話により障害などがこれからの未来、子供たちにとても心配だといっていました。っそして、嫌なことがあったときは下ではなく、ブルースカイや庭の花をみて、生きていることに感謝し、家族を大事にしようというメッセージをもらいました。特別な濃い内容の話ということはありませんが、彼女の性格から発せられる言葉にまた元気をもらいました。