西区上新栄町では基礎工事も完了し、この週末建て方作業を行いました。
基礎の完成の様子。
ポーチの塀も上手に出来ました。木の木目を生かす仕上げとなっています。玄関が道路と対面する形となるので、目隠しと手すりの役割を果たします。
基礎の上に土台を敷きます。
当社では土台と大引きという1階の床下の構造材は国産のヒノキを使います。今回は床下を利用した暖房方法をとるので、基礎と土台の隙間が無いようにゴムのパッキンを敷きます。
クレーンを使って順序よく建てていきます。
2階の一部は天井がそのまま表しになります。そのため、節の少ない材料を使います。
屋根材を支える垂木と呼ばれる木と木の間に面戸(めんど)という板材をはめ込んでいきます。この面戸の材料の厚さを45ミリにすると準防火地域でも軒を木の表しにすることが出来ます。(ただし、野地板を30ミリにする必要もありま
す。)
垂木の上に野地板を張り、気密シートを張って、その上にまた垂木をのせます。(材料と手間がかかります。)
そして断熱材を充填していきます。
その上にざら板と呼ばれる杉板とボード材を張って下地は完了です。丁度雨が降り出してきたので、ブルーシートで養生しました。
夕方、上棟式を行い、今日の作業は完了です。
今後またブログにて進捗をお伝えして行きます。