雨と風続きの天候が続き、ニュースではノロウィルスが流行っていると耳にし、体調管理には気をつけないといけませんね。
手洗いが大事だそうです。
さて、昨日は国土交通省が進める住宅省エネエネルギー技術設計者講習会に出席しました。
これから2020年を目途に住宅を建てるにあたり、この省エネに対する動きが加速してきています。
簡単に言いますとと家の性能(断熱、気密、開口部の性能など)を向上し、少ないエネルギーで快適に過ごせる家をつくるのではなく、義務にしようという取り組みです。
そこに太陽光を乗せるとゼロエネルギー住宅にもなるよという動きがあり、国はそのような家づくりを目指しています。
ハウスメーカーや大手の地域ビルダーさんもこのエロエネルギー住宅を普及させるべく、目標を掲げているのを新聞やネットの記事で目にします。
今回の講習会には施工の講習会もあり、それはすでに受講しています。
受講後にはこのような修了証が発行されます。
実は、この講習会を受けることで国のグリーン化事業の補助金を受ける上での条件となります。
来年には低炭素住宅の申請を行います。低炭素住宅とは、現在国の基準となっている一次消費エネルギーよりも10%少ない家にすることで与えられる住宅のことです。
これが実際の計画中のお宅の計算書です。冷暖房、照明、換気、機械といった項目ごとに消費エネルギーを計算し、国の基準一次エネルギーがこのお宅では86.4という数字で、設計一次エネルギーがそのマイナス10%の77.7を下回れば低炭素住宅となります。みごと76.2という数字ですので、クリアーしているということになります。
冬暖かく、夏は涼しい家にするにあたり、性能は大事なのですが、それは、「いい家とは何か」という問いの中では一つの条件でしかなく、敷地条件を考えながら読み解く力の方が大切だと感じております。
性能が一番とか、耐震何等級というようなことを謳うのではなく、そこに暮らしの大切さを謳っていきたいと日頃から感じています。
とまた、最後にはまた話がずれてしまいました。