皆様は今お住まいの街は好きでしょうか?
私は正直好きとはいえません。
清潔感があり、ある意味綺麗だとは思います。
写真はイタリアの街並みです。
旅行に行ったときの写真です。といっても、私の母ですが。(いつか行きたい。)
別に外国びいきではありません。
滋賀県近江八幡
長野県松本市
富山県富岡市
全国各地に素晴らしい街並みはたくさんあります。
写真はすべて建物どうしが近隣し密集した都市です。
このような街並みを住宅街にも同じように形成しようと言いたいのではありません。
これらの街並みには窓の位置や建物の高さ、仕様や使われている材料といった共通したリズムがあるのです。
建て替えや新築の際に廃棄し、自分たちや建てる側(工務店やメーカー)のエゴで建てるのではなく、時代ごとの生活様式や技術などの即して変容しながらこのリズムを受け継いでいくべきではないでしょうか。
私は個性的な家を不要と感じています。家の個性はその人の置くものや飾るもの、外構も含めてその人のライフスタイルが反映されて初めて個性となるのです。一番最初写真のイタリアの街の中にオーナーが日本家屋が好きだといって、高岡市ような家が建っていたらどう思いますか?その逆をしているのが日本の街です。自分の土地に自分の好きな家を建てて何が悪いと言われても言い返すことはできません。
しかし、もっと周りから見られる意識、家を建てることの社会的行為の意識を持つべきではないかといつも思います。
この窓の花は周りから見られる意識を表した例ではないでしょうか?