新発田市の現場を行き来していますが、新潟市と雪の積雪の違いに驚かされます。
新潟市はほとんど雪がなくなりましたが、新発田市はまだまだ雪が残っています。
新発田市大栄町の家は昨年12月は木工事の追い込みでした。
洗面化粧台です。天板はタモの集成材。人気のあるTOTOの実験シンクが入る穴をあらかじめ開けて取り付けします。
壁の脇には歯磨きや整髪料、化粧品などを置けるように収納棚を取付しています。下の段にはティッシュボックスがはいる大きさにしています。
洗濯機を置く場所の壁にも洗剤などを置くための壁の埋め込み収納がつきます。今は粉洗剤よりも液体とボール状の洗剤が流行りですね、ちゃんとおけるように、そして使いやすいように水周りは特に収納や使い勝手を考えます。
年が明けた1月からクロス工事が入りました。内装は左官工事による塗り壁がお勧めですが、予算上今回は珪藻土クロスを張ります。テレビ台を兼ねた本棚収納は大工がよく作ってくれました。
階段や収納、ワークスペースにつながる廊下ですが、壁を一部とり明るくしています。
寝室のパテ処理が行われています。寝室なので大きな窓は景色がよほどいい場所でない限り設けません。
キッチンも食器棚もいつも通りの造作です。
来週にはクロス工事が終わり、設備や照明、エアコン、建具の取付などの工事が続いて行きます。
無垢材の枠による加工、取り付けや造作家具の量や大きさによりコストも変わってきます。資材高騰の中、家の性能は後で変更がきかいないので、優先順位としては1位としていいと思います。後は大きさと間取り。じゃあ、ただの箱でいいかというと生活にあたってはそうわけにはいかず。そのバランスを見ながらご提案します。
古俣