有限会社 丸正建設

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新潟風土記

新潟風土記

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2018.03.13

「 江南区早通の家② 」

久しぶりに感じる春の陽気でした。午前中は小さな補修工事の立ち合いを2件立ち合いました。
その後、江南区早通の家が上棟しました。その様子をお伝えします。

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今回採用した基礎は布基礎です。よくべた基礎が強いとかいう人がいますが、地耐力が強ければ布基礎で充分です。今回は地盤改良工事していますので、布基礎を採用しました。ただ、布基礎といっても、しっかり構造計算しないといけません。計算することで鉄筋の間隔やベーと呼ばれる幅も建物の形状により左右されます。土台はヒノキです。新潟県内ではヒノキは取れませんので、県外の木材になります。

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今回は住まい手の要望により、安定した強度をもつ集成材を使用しました。

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でも、地産地消ということで新潟の杉を使用しています。ある程度の数量を使用していますので、これで県からも補助金を受け取ることができます。

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当社では屋根の下地を2重にしています。空気の流れをしっかり確保し、熱さを逃がしてあげることの効率が良くなると考えています。一番上の下地材はざら板と呼ばれる木の板にしています。材料も手間もかかります。このような見えないところの工夫は他社ではあまり見かけないでしょう。
費用がかかるには理由があるのです。

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夕暮れ、少し引いたところから撮りました。道路はさんで向かいに公園があります。

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その公園からみたこの家の正面です。片流れのシンプルな形です。軒はしっかりと出します。狭小地でもない限り軒は出します。
日本の家の基本の部分だと思っています。何事も基本は大事です。

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屋根にあがると新津バイパスが見渡せます。今日くらいの気温だととても気持ちが良いです。

中央区鳥屋野でも工事がスタートしました。また次回報告したいと思います。

古俣