人と会うと今日も暑いですねが合言葉のようになりました。
お盆過ぎると日中は暑いものの朝晩は涼しくなっていたように思います。

８月２４日に東京ビッグサイトで建材フェアがあり、少し覗いてきました。

住宅の建材、設備メーカーの展示会でしたが、さすがは東京。多くのメーカーが出店されていました。以前ここで会ったのが現在採用してる、塗料の「いろは」や換気システムの「澄家」でした。今回は目新しいものはなく、聞きたかったセミナーを拝聴してきました。建築家の三澤文子さんは国産材をつかった建物を多くてがけられています。過去に起きた阪神淡路大震災から耐震と温熱をあわせて、木質の内装で改装する医者のような役割の活動をされています。改修工事でどこまでするか。悩みますが、やはり予算が一番になります。基礎、構造、屋根を残して、リノベーションできれば、間違いなく耐震、温熱共に向上できますが、３０坪の家で２．０００万円前後はかかると思います。（外構は別で）以前ならば建て替えという文字が浮かんできますが、物価高騰の中では３０坪の家は３．０００万円前後になりますから、まだお得です。

三澤さんは設計事務所なので、工事は工務店に依頼することになりますが、まずは既存物件の調査で30万ほどの費用をいただき、徹底して調査し、その後提案となります。改修工事はケースバイケースなのですぐにいくらとは出ないのが難しいのですが、時間をかけてしっかり提案し、最後まで工事できれば満足度は高い結果になります。弊社でも今年は新築工事が進んでいますが、来年はリノベーションの問い合わせが多く、比率は新築よりも多くなるでしょう。新築で予算が厳しく、外壁はサイディング、内装は合板フロアーやビニルクロス、新建材ばかり、照明器具も天井にUFOみたいなシーリングつけて終わり、みたいな家（ほかにもいろいろありますが）よりもリノベーションで質を高めた方がいいと思います。それがいくらの予算でとかあると思いますので、その辺りはご相談頂ければと思います。

せっかくの東京に来たので、久しぶりに散策しました。

代官山の蔦屋書店。大好きな建物です。

１階はカフェになっているRCの建物。

青山にあるユナイテッドアローズ。何屋さんかわからないくらい緑が多いです。

ご覧のように、すべての建物ではありませんが、ランドスケープにしっかり緑が配置されています。新潟は地方で、街からすぐに緑がおおくあるからでしょうか。中心部でこんなふうに建っている建物あるますでしょうか？
もちろん、予算とその後の管理に費用はかかります。でも街として、緑があることへの意識が違うようにみえました。

ランチの時間に中目黒川を歩いていたら、この暑いのに８人の行列。思い切って若者に紛れて４８歳の叔父さんも並んで食べた洋食のランチ。とても美味しく頂きました。

ついでにを利用に休みを頂きましたが、今後の提案に生かしていきたいと思います。

古俣