6月にはいり、いよいよ梅雨の時期がきました。天気予報もいつのまにか傘マークが現れたりします。
色々なものがまだ値上がりする中、西区真砂で住宅の新築工事が始まりました。土地探しに結構時間かかりました。
北向きの古家付きの物件のだったため、解体が終わっての地盤調査。前職含めこの辺りは地盤が良いという認識でしたが、、地盤調査で改良工事必要の判定が出ました。これは予想外でした。それからはコスト調整の打ち合わせを行いました。
地盤改良工事は単管杭で地盤を補強する工法です。セメント杭よりは費用が抑えられる方法です。
改良が終わり、やり方だしという建物の位置と高さをミリ単位で正確に出します。
砂を出し、ベースの形に掘り、コンクリートの下地に再生クラッシャラーンを敷き、転圧します。
そのあとは、ベース枠を設置し、配筋を組みます。
その後は立ち上がりの型枠を組みました。全て、自社施工で行っています。
打設前には鉄筋のかぶり、アンカーの位置をチェックします。
養生期間を置いて、脱枠。基礎はコンクリート表しです。塗装やモルタルを塗る会社がありますが、好きではありません。
地面からの湿気を防ぐのと、束を支えるコンクリートを打設して、基礎工事は完了。
今週はやっと建て方を迎えることが出来ました。構造材は宮城県の低温乾燥させた杉です。土台はヒノキ、一部構造的に杉の無垢材では大きくなりすぎる箇所は集成材を使用しています。
いつも通り耐震等級3でHEAT20のG2クラスの性能は担保しています。性能だけでない心地よさや使い勝手、素材、寸法を考えながら進めていきます。
古俣