今週にまた寒波がやってきます。どのくらい道路に雪が積るかこれが心配です。あとは、給湯器の凍結にはお気をつけてください。
エコキュートは心配ありまあせんが、ガス給湯器などは金属分が外部に触れる部分が心配です。お湯を出さなくてもリモコンのスイッチをonにして置くとよいと思います。
コロナなどで打ち合わせが遅れたりして春からとても忙しくなりそうですが、心配なのは価格。
ホームセンターに行くと必ず値札を見るようになりました。土間コンクリートに中にいれて強度やひび割れ防止に用いるこの鉄でできた網の形したこのシートも以前は400円台でした。
4月からまた各メーカーの設備やサッシも値上げも始まります。コロナ過前より1~2割は資材があがりましたが、さらに上がるということになります。弊社のような自然素材を使い、高気密高断熱でさらに手間のかかる家づくりをしていますと、現在、延べ床面で30坪くらいの家では以前は2500万円前後でしたが、3000万円を超えてくる金額になります。そこに消費税と諸経費(借入にかかる費用や税金)100~150万、そして土地代とかかります。土地が親戚やご両親の土地で建設できるのであればまだいいのですが、新規購入となると土地代にもよりますが4000万円近くの費用になります。仮に金利を1% 35年返済で4000万のローンを組もうとするとボーナス返済なしで月々113.000円ほどの返済となります。10万超える返済だときついなぁという方は多いと思います。こんな状況が現実です。土地も場所で相場がありますから、郊外まで候補を広げることは可能か?そこは出来ないとなると新築だと少しでも小さくコンパクトに、仕様や設備をどこまで妥協できるか、新築ではなく中古住宅や実家でのリフォームなどという選択肢が多くなるのではないでしょうか?
どの選択肢であれ、限られた予算の中で最大限の提案をできるのは地域型工務店だと思います。snsで情報がすぐ集められますから、ピンときたらコンタクトを取ってみるしか探す方法はないのですが、自分たちの価値基準もしっかり把握しておくことをお勧めします。
と思っている矢先にも値上げの情報がはいってきます。これはコンクリートの値上げです。テレビつけてもなんか明るいニュースはなく、冬の気候と伴って下がり気味の気分ですが、待ち遠しい春を想像して前向きにいきましょう。
古俣