暑さが落ち着いたと思ったらまた暑さが戻ってきました。新潟のコロナの感染者数も上がり気味。朱鷺メッセでの小さいイベントは開催、フジロックも開催でも飲食店への営業時短要請。コロナ感染は飲食中心なのでしょうか?
中央区ではマンション改修工事が進んでいます。26坪ほどの大きさの築30年のマンションの水周り、一部間仕切り、内装の工事を行っています。
サッシがアルミサッシで結露するので2重サッシを付けたいのですが、枠の奥行が足らないので壁を厚くしています。その厚みのところにネオマフォームという断熱材を施工しました。
手前に既存の床、そしてコンクリートが見えていますが、ここは畳があった場所。床を張るために高さ調整を行っています。
壁に木材の下地を縦に取り付けしていますが、ここは和室があり、一つの部屋として使うので、壁の出入りを調整して平にする為に行っています。
ここはキッチンがあった場所です。キッチンの位置はそのままです。配管、配線の移設があるため、下地のボードは一部撤去しています。
ダイニングの天井を下げています。今の天井は上の階のコンクリートに直接クロスを張っていて、配線スペースが取れない為に行っている工事です。
地味な写真ばかりですが、改修工事ではこのように下地の調整、合わせ、ふかすなどとても手間がかかります。そこに都合を合わせながら電気屋さんや設備屋さんから配線、配管工事をしてもらいます。工事の工程と連絡のやり取りも大事になってきます。新築工事よりも金額はかからないものの水面下での動きは倍以上かかります。でも、改修工事では工事前、工事後の変化が分かりやすく、工事後は必ず良くなるので、住まい手の満足度は高いものになります。
大工工事はお盆前に完了し、いよいよ仕上げ工事に入っています。ボードのジョイント、ビスのへこみを平らにしています。
天井は一部ラワンベニヤ仕上げ、壁はトイレと洗面室はクロスですが、ほかの部屋はペンキ仕上げです。住まい手が選んだ少しグレーかかった色が一部仕上げっていました。
仕上がりが楽しみです。
古俣