設計スタッフの渡邉です。
最近、通勤途中で空を雄大に飛ぶ白鳥を見ると、冬が近づいているんだなと感じます。
先日、志田材木店(長岡市)で行われた「スノ-ビ-チ【雪国のブナ】」の活動報告・製材見学・意見交換会に参加してきました。
スノ-ビ-チ【雪国のブナ】の活動概要とは、半世紀前まで炭や薪に活用されていた豪雪地の民有ブナ材は、現在では利用されないまま成長してきている。そこで新潟大学 紙谷教授が中心となって志田材木店・家具製造業者等の方々とネットワ-クを組み、山間地域の人々の暮らしや豪雪地の林業に貢献したいという志をもった取り組みです。
里山のブナは偽心材(中心部が濃い色)・穴あきが多いので、なかなか活用されないのが現実です。
ブナ(ピ-チ材)と聞いてもピンとこないかもしれませんが、デンマーク国内では、家具に使われる木材の中で最も需要が高いです。
ダイニングチェア-でビ-チ材フレ-ムのYチェア-を使っていますが、木肌は白く滑らかで、肌触りはとてもいいです。
今後、玄関手すり・階段手すりには手触りがいいスノ-ビ-チ【雪国のブナ】を提案していきたいと思いました。