こんにちは、設計スタッフの渡邉です
先日、「住学」の勉強会で新潟市西蒲区角田浜にある日蓮宗のお寺「妙光寺」に行ってきました。
今回は新潟県内の屋根材(安田瓦)・木材(県産杉)の魅力を理解し、お施主様に提案していくことを目的とした勉強会です。
先ずは、妙光寺 塔頭『京住院』
山緑の中にひっそりと佇む平屋の住宅。伸びやかで存在感のある軒や安田瓦が重厚感を感じさせます。
心地よい空間にするためには、開口部が重要な役割を担うことがよくわかります。宿坊・家族葬などにも利用できるそうです。
次は、妙光寺 客殿
目を引くのは銅板平葺きの大屋根
大屋根の鞘堂を支える丸鋼柱が中央に立っています。客殿は以前の建物を残し、その上に大きな屋根をかぶせています。歴史のある内側の建物を、外側の建物が保護している造りです。
最後に妙光寺 本殿
風通しのよい本堂です。いつでも開放されているということです。
角田山の妙光寺は身近にありながらはじめて訪れました。緑豊かな庭が広がり、鳥のさえずり、境内を流れる川の音や池で鯉が泳ぐなど、見所がありすぎました。
境内はすみずみにまで手を加えているのが、ひしひしと感じられました。また時間があったら是非訪れたいです。