昨日は久々の快晴で、弥彦に行った父が菊祭りと紅葉でとても混んでいたと言っていました。外出された方は多かったのではないでしょうか?今日は雨ですが、例年よりか気温は暖かい気がします。
さて、燕市でリフォーム工事が進んでいます。2世帯のご家族のお住まいで、LDKとトイレ、浴室、脱衣室、2階を一部改装します。
浴室は場所を変えず、タイルだったお風呂をユニットバスに交換します。
床下にはなかった断熱材を、床を剥いで敷き詰めました。工事しない壁との隙間もこれからしっかり断熱します。(写真はまだ未施工)
リフォームでは、既存の床の上に新しい床を張れば費用的にも安くなりますが、段差や配管などで剥いだ方がいい場合はこのように工事します。
壁にもしっかり断熱材を入れました。電気配線が終わり次第、気密シートを張ります。こちらが南側ですが、向かいにお父さんお作業小屋があるので、日差しが入りにくい家となっています。
アルミの既製品のサンルームがありましたが、撤去し、部屋として延長したサンルームにします。リビングとサンルームは木製建具の引き戸で仕切ります。引き戸もすりガラスを入れて、洗濯ものが見えにくようにします。
トップライトをつけている様子です。瓦をはいでサッシを取り付けます。
このように2か所取り付けました。
下葺きして、瓦桟を取付します。
サッシメーカーの付属の水切り金物を取付します。
そして、瓦を復旧しました。先日の土曜日や今日の雨でも漏りません。
下見でこちらに伺った時に、お客様から一番最初に聞いたのはリビングが暗いという不満でした。幸いにこのように一部下屋があったので、トップライトを設置することを提案しました。そして、冬の寒さ。という不満。LDKは1階にありますが、普段はいれない断熱材を天井にも入れます。そして、気密シートも施工します。
このようなリフォームは解体後にわかることもあります。なので、どのように施工するか、変更したりするという判断するスピードと臨機応変に対応できる経験が必要です。それを現場の作業する方と共有するそんな作業の繰り返しとなります。
社員大工で施工しますので、伝達がうまくいくので、このあたりの対応は他の工務店ではできません。
住まいはすでに総世帯数より2割りほど余っています。家賃並みの返済でで建てられるようなビニルクロスや木目調のシートを張った床や建具で出来た家を新築で建てるより、改装し、自然素材で仕上げる家の方が良いと思います。
このように親が建てた家を改装し、長く住んでいく。いい選択だと思います。
古俣