有限会社 丸正建設

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新潟風土記

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ブログ

2018.04.27

「 新住協 」

先日、新住協新潟支部主催の勉強会に参加してきました。
今回は「㈱菅原建築設計事務所」さんの現場を見学させて頂きました。
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断熱材は外壁で高性能グラスウ-ルt=330mm厚、天井でセルロ-スファイバ-t=400mm厚でサッシは一部を除きトリプルガラスを使用し、エアコン1台(5.4K)で長期優良住宅の1/5の費用で冷暖房できる低燃費の住宅です。「Q値=0.78 UA値=0.24 C値=0.3(実測値)」
断熱材の施工方法、換気・空調等の方法を勉強してきました。
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床の仕上げ材は杉を使用し、1Fの壁、2Fのホールは塗り壁を使用。
杉の床材は肌触りがやわらかく、冬は温かく夏はサラサラです。
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2Fの部屋の壁には和紙を使用。
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塗り壁は塗り方や光の当たり方で様々な表情を見せてくれます。
今回は現場を見学させて頂き、㈱菅原建築設計事務所さんいろいろとありがとうございました。

さて、自然素材の良さについては、「相羽建設」さんのブログに「建築家 奥村昭雄さんから教わったこと」について書かれていますので、紹介させて頂きます。

【奥村先生から教わったこと】

『住宅の設計には本物を使わなくてはいけない』
奥村先生はよく、印刷した建材を住宅に使ってはいけないと言っていました。
小さな子供は身の回りにあるものをなんでも見て触って舐めて、その素材を記憶していきます。
偽物を使うと、目から入った情報と他の感性からの情報に混乱をきたすからです。
サイディングやビニールクロスに印刷された木目やレンガや石は、見た目は違うけど温度や硬さや感触は同じ物と認識してしまうのです。
一所懸命五感を使ってモノを認識しようとしている子供に、大人が邪魔をしてはいけない。
そして本物の板や石に触った時、混乱して感性が育たなくなると言っていました。
店舗のようなものではしょうがないかもしれないけど、毎日見て触れる住宅に間違えたものは使うべきではない。
住宅設計に関わる人は、当然その程度のイマジネーションを働かすことができる人でなくてはいけない。

相羽建設ブログ(https://tokyomachi.exblog.jp/19756337/)より

先ほど、床に使用された杉の良さを書かせて頂きましたが、我社でも床の木の質感、塗り壁の良さを提案しています。
会社の敷地内に自宅兼モデルハウスがありますので、言葉でお伝えするより、体験して頂ければ幸いです。
事前にご連絡頂ければいつでも見学可能です。
TEL:025-262-2668