有限会社 丸正建設

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新潟風土記

新潟風土記

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2018.03.08

「 家まもり 」

気温が上がり、雪が溶けたと思ったら強風であちこち被害が出たりして、修繕などのご依頼を頂いています。
給水の漏れは当然急ぐし、かといって雨漏れのような場合は天気とにらめっこしながらの作業となります。

一部ですが少し、ご紹介します。

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当社でリフォームさせて頂いた歯科医院ですが、工事では触らなかった古い給水管から漏水しました。写真は一旦前日のよる電気屋さんのほうで緊急措置してもらったところで、90℃にまがる継手のところから漏水していました。

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新しく継手をつけました。このあと保温管を元通りにして完了です。外部に露出している管で保温がされていないと今回のように凍結し、管が膨張し、漏水ということになります。

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こちらは空き家で、家の持ち主は東京在住の方です。ここは脱衣室ですが、この天井の中の2階の手洗い器、トイレに行く管から漏水でしました。家の中ですが、断熱材も壁にありましたが、隙間だらけで人が住んでいないため、凍結を起こした可能性があります。

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洗濯機の後ろの壁を見て頂くと分りますが、化粧ベニヤ板がもう水に濡れてふやけています。天井、壁を撤去し、綺麗にクロスで仕上げます。

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こちらは土壁の家なので、築50年は超えています。下が台所で、普通の雨では漏らないが風が吹くと、天井が雨が漏れるということでした。

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瓦を少し剥いでみると、もう野地板が腐っていました。今はルーフィングと呼ばれる下葺き材を葺きますが、昔は木の細い板にこばと呼ばれる
木の薄い板の上に瓦を葺いていました。昔の瓦はばらつきが多いので、長年の風や雨の影響で、下地の薄い板が溶けてしますです。

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これは、鉄骨造のある商業施設。ここは1階建てですが、2階建ての建物の触れ留めとして、丸い柱が屋根を貫通して納めてあります。この大雪とで溶けた水が下に漏れてきました。1月の日曜日でしたが営業しているため何とか止めようと屋根に上がりました。

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まだ雪があり、風が強い状態。でも何とか指でコーキングをつけました。これで、一旦雨漏りは止まりました。

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今回の災害ではないけど、アパートの2階廊下の鉄骨のサビにより、梁が柱から離れています。これは今、加治屋さんと協議中。

などなど。タイトルは家まもりとしましたが、建物の形態に関係なく、老朽化やメンテナンスはこれからずっと対応していかないといけません。このような対応を経験して、これから建つ家では教訓を生かしていきたいと思います。またすぐ壊すのではなく、建物を長く使うことの方がずっとエコですから、そのお手伝いやサポートをして、住まい手と一緒に建物を守っていきたいと思います。