27日、28日と2日間長野県佐久市と新潟県の上越市に行ってきました。
まずは27日に佐久市へ行った理由は
この講習会を受けるためです。日本ではすでに戸数面でみれば13.5%(数にすると800万戸)も世帯数より多くあります。その反面、国際的にみても既存住宅の流通量が欧米諸国の1/5~6程度という低い水準にあるため、その活性化の一つの措置として既存住宅の調査により物件の売買の促進を促すためにこれから必要な資格といえます。また、現在計画中の既存住宅の改修においても、様々な補助金が受けることが出来ますが、その補助金の申請においても技術者による調査がまず必要となってきます。
この講習の申し込みに必要だったのは建築士の資格、顔写真でした。そして、講習の考査に合格すると建築士会のホームページに顔写真、勤務先と共に情報が公開されます。この講習での合格発表は9月上旬ころとのことでした。
27日は朝6時に新潟を出て、講習が朝10時から夕方5時過ぎまでかかりました。日帰りもしようと思えばできたのですが、前の日も夜仕事をしていたのでここは休息。
初めて来た佐久市駅周辺を少し散歩。大きな国道沿いにあるだけの佐久駅。その地域らしい場所や雰囲気がなく、お店もどこでも見受けられるレストランや大型洋服店が並んでいるだけで少しがっかり。住宅街にあった中華料理屋さんに入ったら、値段の割には多くて美味しい餃子と麻婆豆腐を食べることができました。
翌日の今日28日には、上越市で活躍している「暮らしの工房」の岡沢さんのところへお邪魔してきました。ホームページはこちら www.kurashinokobo.com/
以前、建築家 伊礼智さん講師の住宅デザイン学校でお会いし、良い木の家を提案していくために一緒に勉強した方です。事務所で少しお互いの近況をお話しし、お昼は新しくできたお店があるということで向かいました。
それがこちらのコンクリート造でできたイタリアンレストランでした。
設計は建築の雑誌はもちろんのこと、ファッション雑誌にも登場する人気の建築家 谷尻 誠さんの事務所の設計によるものです。
曲面と高さがおりなす空間はまるでヨーロッパの古城のなような雰囲気もありました。少しオーナーとお話しができまして、このあたりにはないような建物にしたかったということです。外部に面したサッシはスチールでできた特注品。
こんなカルボナーラに出会いました。
美味しいイタリアンと女子会に囲まれながらの男子会?はあっという間に時間が過ぎ、新潟へ帰りました。
これから役に立つであろう講習会を受け、そして同じ目標をもつ人とのおしゃべりを楽しんだひと時でした。
岡沢さんお付き合いありがとう。