自宅には屋根集熱を利用した次世代ソーラーシステム「そよ風」が搭載しています。
週末の休みにメンテナンスをしました。また朝と夜の冷え込みが少しづつ増してきましたが、この時期だからこそという結果を報告したいと思います。
これが屋根裏収納に設置したそよ風の装置で、この箱の中に屋根面に温まった空気を床下へ送るファンがついています。
www.kankyosouki.co.jp/pagesxx/5patterns.html
詳しい説明は上記のホームページにてご確認ください。
ファンの上部の部分。網目のようなものは冬場に温まった空気を再び床下へ送るための吸い込み口です。ダクトはグラスウールでできています。
さて、メンテナンスですが、空気を送る道の途中にフィルターがあるので、それを清掃するだけです。
カバーを外します。
フィルターのついた枠を引っ張り出します。
ほこりと少し虫の羽がついていました。 虫無理~というかたは嫌でしょうがないでしょう。
洗剤を使って水洗いして、元に戻して終わりです。
今日の朝6時の外部気温です。北側の外壁にセンサーがあります。12度でした。寒いというわけではありませんが、少し肌寒いという感じの気温でしょうか。
そして、室内の気温は24度ありました。t-シャツでも寒くないちょうどいい気温です。
両親の住む隣の家で19.8℃でした。おそらく普通の家で20℃前後でしょうか。それよりの4度高いことになります。
近日は天気が続いていて、昼まで屋根が60度まで温度が上がります。その熱を床下に送り込み、コンクリートが少し蓄熱し、その影響でここまでの温熱環境をつくることができます。まさしくパッシブデザインです。自然の恵みを利用することがパッシブデザインですが、100%は無理なので、不足するところは機械で強制的に自然を利用するということは決して悪いことでありません。設置費用は家の大きさにもよりますが、120~150万ほどかかること、メイン暖房器具は必要であることは条件となります。この結果を見て、どのように皆様がお考えになるかは興味あります。機会がありましたらお聞かせ願いたいです。