家づくりにおいて、キッチンとダイニングは特に重要視します。
今回はキッチンについて現在、見学会で公開しています自宅の例を一部ご紹介します。
形状はコの字型です。動線が短かくてすみますし、取りたいもの、よく使うものが近くにおける。そして、何よりコックピットのようにしたかったという理由です。
天板はステンレス、収納、建具は杉板、タイルはイタリアのタイルです。
杉板には汚れ防止のオイルフィニッシュを塗ってあります。
当社の大工と建具屋さんで作りました。
よく使うお玉やへらといったものをレンジの下のバーにステンレスのパイプ棚にはざるやふきんをかけます。
マグネットバーには栓抜きやナイフをつけます。
フライパンなどは、扉の中にしまうよりはオープンのほうが使いやすいと思い、加熱器の下のスペースに杉板の表面にステンレス板
を貼った可動棚をつくりました。
引き出しも少し工夫してみました、私の好きな建築家 中村好文さんの設計を参考に調味料を見やすくしてみました。
これで今夜のおかずの味も変るかも?
料理の得意、不得意は関係なく、家庭それぞれにあったキッチンの形あっていいと思います。外国の映画やテレビ番組でキッチンが映っている場面を見ると特に思います。ほんと個性的。また、オープンな間取りのときは周りの内装や雰囲気とも合わせられるので、もっと愛着が沸くのではないでしょうか?
実際はまだこのキッチンを使用していませんが、今後生活してみて気づいたことがあったらまたご報告したいと思います。