寒暖差が大きくなり、朝起きて外に出ると冬が近づいてくる感じがひしひしと感じます。
でも昨日は秋晴れで車の中は暑いくらいで、半そでの方を街で見かけました。
我が家は建築して12年が経ちました。引っ越しと同時に妻が飼っていた2匹の姉妹の猫も一緒に住み始めました。名前は「さつき」と「いちご」です。妻が2歳になった2匹を友人から譲り受けた日が5月15日なので、その日付けからとって、5月であるさつきと15日の1と5でいちごと名付けたそうです。
私自身実は動物はあまり好きではありませんでしたが、さつきといちごに一緒に暮らすようになりねこ好きになりました。
右がさつきで左がいちごです。さつきの方が体が1キロ大きく、目がぱっちりしています。こんな風に一緒に寝たり、時にはシャーと声を上げ、喧嘩したり。
いちごの方は好奇心旺盛というか、動じないというかこんな風によく人のそばに来ます。寝るときも布団にやってきます。
さつきは猫らしく?警戒心が強いので、知らない人が我が家に来ると1階にはおりてきませんし、2階のどこかに隠れてしまいます。
そんなさつきも14歳が過ぎ、9月くらいからごはんの食べる量が少なくなりました。そして、おしっこいつもトイレでなく、床のあちこちでするようになりました。
無くなる前の5日前の写真ですが、体を撫でると背骨が浮き出るくらいに痩せていて、病院に連れて行きました。すると血液検査、尿検査を行い、その結果、腎臓がかなり弱っていて正常値からすると3倍ほど悪い数字がでていました。その日は入院するということで、日曜日も挟んで2泊3日で点滴などの治療をしてもらいました。
病院から戻ると元気になり、食欲も出てきました。腎臓が悪くなったのは感染症の恐れがあるということでしたが、ねこの死因として腎臓が歳と共に弱くなり、腎臓の細胞は元に戻らない為、死に至るケースが良くあるようです。
2回通院しながら様子見ましたが、すぐに食欲は止まり、1階で過ごすことが多くなりました。
余り興味を示さなかった5歳の娘も気になるのか、ずっと撫でたりとさつきを見守ってくれました。
食べ物を食べなくなり、亡くなる3日前からは水も口にしなくなりました。
そして11月1日の朝6時前に起きるとダイニングの椅子の下に横たわっていました。おしっこをしていたその上に寝ていました。拭いてあげると突然痙攣が始まりました。妻も起きてきて、なんとか息をするさつきを見届けて、6時20分ころ息を引き取りました。
夫婦としては朝までさつきが待っていてくれたんだと感じました。翌日南区にあるふじパークさんで火葬してもらい、遺骨を家に持ち帰ってきました。
最後のお別れでは噛まれるのが怖いといって余り近づかなかったけど、ご飯をあげる手伝いをしていた10歳の息子も涙を流していました。命の尊さ、大切さを感じてもらえればと親心に思いました。
ねこまたは動物を飼ったことがある方、飼っている方はこの内容に共感できるでしょうし、動物が苦手な方はよく分からないかもしれません。猫や動物をみんな飼いましょうということでがいいたいのではなく、私自身が子育て同様ペットを飼うことを経験し、家づくりにおいて自分が体験し、仮に家づくりをしたい方が猫飼いたいですといえば、共感できることが強みになります。
たくさんの癒しをありがとう。さつき。
古俣