今日、実家にて「帯明け」（おびあけとよびます。）をしました。ご存知でしたか？要は赤ちゃんが生まれてから三週間後（家によって異なるようです。）にお披露目をかねて、皆さんに集まって頂きお祝いしようというものです。産後三週間ほどは赤ちゃんと母の体のためにも外出を控え、三週間後には外出できるようになり、その時期と合わせて集まろうというような風習です。私もこの帯明けを人生で初めて知りました。

沢山のお祝いを頂き、父である私もご挨拶させて頂きました。妻の紹介も近所の方にまだ紹介していなかったので、そのお披露目に兼ねて行いました。

当の本人裕成は大人しく、大勢がいる中すやすやと寝ていました。今日で生後40日　体重も5キロを超えました。
みなさん曰く、父親に似ているとのこと。

終わりごろに起きて、ミルクをもらって皆様を無事、見送りました。
そんな本人はこんな顔。

この帯明けは新潟独自の文化らしいですね。全国的には床上げという名で行われている場合もあるようです。最近はこの帯明けをすることは珍しいようです。私も知人、友人からも今まで聞いたことがなかったくらいですから。ただ、文化はきっちり話として言葉で伝えていかなければならないと思います。帯明けに限ったことでなく、その地域で継続している行事や祭りなどは必ず理由があると思うのです。時代に合わないものは淘汰されていくかもしれませんが、独自のものがなくなったら、今の新興住宅地やショッピングモールのように全国的にみな同じになってしまう。家づくりもそうですが、それぞれの地域にあるものを活かしていかないといけないなと思いました。