早くも11月が終わり、いよいよ年末が近づいてきました。
来月の上棟に向けて、越前浜の家では基礎工事が進んでいます。
先週末は鉄筋を組みました。
ここは地盤が良いために布基礎という英語のアルファベットのTの字逆にした形をした基礎となっています。
私たちはかぶり厚と呼んでいて、鉄筋には場所によって必要に応じたコンクリートの厚みが必要です。地面は6センチのかぶりが必要なので、このように6センチの厚みのスペーサーと呼ばれる四角いセメントで出来た角材の上に鉄筋を配置します。
設計事務所と瑕疵担保保険の検査に合格し、ポンプ車を使いコンクリートを打設します。
圧送されて出てきたコンクリートです。
振動で突き固めたあと、鏝で平らにならしていきます。
コックリートを打設しているとどうしても、このように鉄筋にコンクリートが付着します。
バケツの中の水のつけた刷毛を持ちながら
出来るだけ落としていきます。
2時間ほどで打ち終わりました。
これから立ち上がりの部分の工事に入ります。
土木工事は世間では3Kと呼ばれるきつい仕事かもしれません。
しかも注目を浴びることもなく地味な作業ですが、とても奥は深く私はやりがいのある仕事だと思っています。
設計 エヌスケッチ
施工 丸正建設