冷たい飲み物が手ばせない日が続きます。西区黒鳥の改築工事の現場では木工事がほぼ終わり、内装工事が進んでいます。
生活の中心のLDKは壁、天井とも今回初めて使用するヨーロッパの塗り壁材を施工しています。ボードの下地処理はせず、1回仕上げで行うため、通常の左官仕上げよりはコストは安くできます。その分、材料には多くの繊維が含まれています。また、骨材も含まれていて、つるつるの表面には施工できません。
キッチンのタイルは住まい手が青いタイルを選びました。当初は目地の汚れや掃除のことなどを考慮され、キッチンパネルの仕様でしたが、タイルの見本をみて、様々なデザインのあるタイルとなりました。私はキッチンパネルはお勧めしていない建材なので、めでたしめでたしといったところでしょうか。別の部屋はクロスや畳の部屋には珪藻土を施工します。お盆明けから照明器具などの取付
が始まります。
外部では、玄関周りの外壁は漆喰のため、モルタル下地が完了しています。サッシの色と合わせて、白い漆喰を施工します。
現在は単独浄化槽というトイレの汚水だけを浄化するタイプのものが設置されていますが、今回の工事を機に、合併浄化槽という台所や洗面、浴槽といった生活排水も浄化するタイプを新たに設置します。穴を掘って、浄化槽が沈まないように明日、コンクリートを打設します。
完成に向けて、内部の工事が進み、カーテンやデッキの打ち合わせがこれからあります。暑さに負けず、完成まで頑張りたいと思います。