お引渡し
最高気温が20度より下がり、曇り空ということもありいよいよ秋も少しづづ冬に近づいてきました。
西蒲区和納の家は10月4日、5日にオープンハウスを終えて10月11日にお引渡しをしました。
木工事が終わってからの仕上げ工事がバタバタとしてしまし、予告でも内部が上手く撮れなかったので内部を含む全体をご紹介します。

南側に広がる田園風景。これが土地の特等席になります。

外観です。高さ制限があるので4寸勾配よりも緩勾配で葺ける愛知県の三州安野平瓦を採用しています。外壁は静岡県産の天竜杉を使った焼杉です。インナーガレージ+予備の駐車者スペースとして2台分あります。


インナーガレージの内部は物を置いたり、これから壁を利用しようとすると焼杉では黒く炭がつくので、無塗装の杉板にしています。幅1間半の鍵付きの外収納もあるので、タイヤやキャンプ用品を収納できます。

ガレージの裏はプライベートスペースでここでバーベキューをしたり出来ます。まだ隣が空き地なので少し植栽を植えています。


アプローチです。5メートルくらいの歩道を作り、植栽を見ながら通ります。


玄関からLDKにはいると27帖ほどの大きさ空間が現れます。土間スペースにはピアノを置く予定です。一枚板の大きなテーブルは長さ2200mm 幅広いところで1メートルあります。

反対から見るとロフトがあります。右側の小さい入口はヌックと言って、籠れる場所を設えました。

対面キッチンではホワイトアッシュの無垢の天板とラワンで制作しました。ガラスタイルと昭和の時代に作られたガラスを建具のデザインに落とし込みました。照明はFLAME のものです。

トイレです。小さな手洗いとタイルが可愛い感じです。

玄関からすぐ近くにある洗面化粧台です。間接照明ですっきりさせ、ラワンの赤身とグレーのタイル、ホワイトのボウルと水栓の組みあわせです。

脱衣室のテーマはずばり「銭湯」小さく分けた収納戸竹のタイルがいい雰囲気になっています。飲み物を置くとなお銭湯ぽくなりますね。

脱衣室の隣にあるランドリールーム。畳3帖の大きさで、真鍮で出来た物干し金物やタオル掛けが並んでいます。抽斗はコストを抑えるため、市販のものに合わせてカウンターだけを作りました。床材は栗です。
他に、ファミクロや寝室、ワークスペース、子供部屋があります。
オープンハウスもタイミングなので、見逃した方は近くに当社のモデルハウス兼、建売住宅がございますので、ご覧になれます。
家づくりは地域工務店か設計事務所に依頼する。これを常識にしたいと考えております。会社の大きさや知名度で家の良しあしは決まりません。担当するものがどこまで住まい手と寄り添えるか。まずはそこが大事です。
古俣