
リフォームのお引渡し
人と会えば暑いですね、としか言葉でないそんな日々ですが、西区で進めてきたリフォーム工事のお引渡しがありました。夫婦二人となり大きすぎる家を半分壊すところから始まりました。


工事前の外観です。半分を解体しました。


2階の窓はそのままです。半分解体したことにより、玄関と階段が無くなったので残りの建物にどう作るか、間取りと共に悩みました。

このように1階はスケルトンにして床のレベル、耐震性なども含め工事しました。

玄関は既存のアルミサンルームを撤去して前のリビングから入るようにしました。

ダイニングからは南側の庭を眺めることが出来るように配置し、大きな掃き出し窓を設けました。既存のダイニングテーブルとイスも元に戻しました。

キッチンはクリナップのシステムに造作で収納を設えました。床はナラ材、天井や壁は珪藻土クロス志の仕上げとしています。縦格子のある腰壁はソファーを置くためのもので、格子は少し目隠しの役目として作りました。

脱衣室は柱芯々で幅2730奥行2275㎜と少しゆとりをとりました。洗面台は人口大理石でできたつなぎ目がなくお手入れしやすいタイプです。最近は人気があります。

室内物干しと収納も取ることが出来ます。

8帖の大きさの寝室は天井・壁共珪藻土の左官仕上げです。内装仕上げとしては一番お薦めしています。クロス張りよりも金額は上がるので全体の予算の中で考えました。

今回既存の建具も再利用しました。建具の色が赤茶で、新規で作る枠や収納の色をどうするか悩んだところもあります。でも新規は新規で木の色そのままに活かすことにしました。
2月の解体から始まり5カ月の工事期間がかかりました。工事途中の住まい手も現場に足を運び、変更など打ち合わせを重ねて無事完成となり、お盆はゆっくり新しい場所で過ごせると喜んで頂けました。
古俣