こちらは皆様ご存知の金沢市にあります金沢21世紀美術館です。もともと中学、小学、幼稚園があった場所に2004年に建てられた建物です。兼六園や街の中心街からも近くて観光にはいい立地条件です。
通常美術館というと1か所エントランスがあり、そこから展示室を通っていくと途中に中庭があったり、通路が外部に面しているというような構成が多いですが、こちらの美術館は多方向からの入場が可能でしかも無料のゾーンの面積がおおく開かれた美術館となっています。しかも展示室はある程度好きな場所を選んではいることが可能です。建物も地上1階、地下1階で横にひろい形をしています。これが高い建物だったら印象が大きく違ったと思います。外には芝生やモニュメントもあり、市民の憩いの広場となっています。併設のイタリアンレストランで食事しましたが、とても美味しかったです。
訪れた日はゴールデンウィークで晴れていてとても気持ちが良かったです。大変、混んでいましたけど。
しっかり観光しました。
ガラスと白い箱(上から見ると円状しています。)の建物はとても近代的。歴史ある町のなかでこそこのような建物が逆に生きてくると感じました。古い価値観を守りつつも、一方先進的なデザインも取り入れる。対照的な考えですが、共存していくとまたお互いが共鳴されてよい街になっていくのではないでしょうか?
こちらは兼六園のなかの建物。お茶を頂きました。
どうしても細部に目がいってしまいます。
そのお茶を頂いた建物の内部の柱に羽子板の形した埋め木がしてありました。理由はわかりませんが、ずいぶん粋な仕事だなと感じました。
粋な仕事・・・。そんな仕事もしてみたいです。