有限会社 丸正建設

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新潟風土記

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2019.05.10

「 住まいの基本を考える 」

大型連休が終わりました。私も連休をとり、久しぶりのサントピアワールド(私の中では安田アイランド)に行ったり、温泉に入ったりと家族とゆくっり過ごすことが出来ました。

良い天候が続く中、庭の花も次々に綺麗な姿を見せてくれます。

現在当社では改修工事と新築の基礎工事が進んでいます。

先月好きな建築家のひとり堀部安嗣さんの著書が発売されました。

 

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タイトルもずばり「住まいの基本を考える」です。とてもストレートに心に突き刺さるタイトル。私は堀部さんの物件を4件見ています。東京の荻窪の家、本にも出てくる兵庫にある里山住宅博の建てて売り住宅バンガード、北杜市にある別荘、八ヶ岳にある個人宅。

とてもまねできないでも住宅ってこんな風に考えるといいよという思いを感じたことを思い出します。

直接お話しもさせて頂く機会もありました。大きな声で話すことはない方で、こちらの質問には熱心に答えて頂き、まじめだけどどこか憎めないようなそんな方でした。

堀部さんの家づくりに対する姿勢、考えをこれまでの著書と物件でなんとなくわかっているつもりでしたが、ここへきて、改めて初心に戻る様な本を読みましたのでご紹介します。

堀部さん曰く、生活に不可欠な食や衣類はすでに基本のイメージがあるけど、今の建築、特に住宅についてはどうなのか。時代が移り変わり、価値観が多様化している中で、住まいの基本をイメージできるのという問いから始まります。

いくつかの実例と共に、基本として考える大きさ、性能、プランニング何よりもそこに住む人にとってよりどころとならなければならないことを章ごとに語っています。

特に印象に残った言葉は「変えるべきことと変えなくてもいいことを整理せず急進的に走り続けてきたように思う」です。

5年前に私も家を建てました。その時考えたことは昔の家に習い、軒と庇をだし、木材は全て国産材を使用し、漆喰や和紙、無垢材で内装をつくるという普通な家。家を見た知人からは和風だね、和風なんだねという言葉を聞きました。和風という言葉は洋風という概念に対する対照とした言葉ですが、真意としてはおそらく新しいモダンな家じゃないのね、という意味で言ったのだと思います。普通の家と表現しましたが、この思いは今でも変わりません。自分が思っているスタンダードと堀部さんの考えるスタンダードに共感することが多く、とても救われる思いに本を読んだ後、感じました。

一般の方にも是非読んでほしい1冊です。