設計スタッフの渡邉です。
先日、千葉県大多喜町にある「古民家 まるがやつ」に行ってきました。
こちらの宿泊施設は「萱-KAYA」と「蔵-KURA」があり、写真左が「萱-KAYA」で写真右が「蔵-KURA」です。
「蔵-KURA」は築200年以上の蔵を中村好文さんが設計し、リノベーションした宿泊施設です。
蔵を改築した宿泊施設のエントランスです。
蔵の内部は玄関とダイニングを仕切るパ-テ-ションがあります。
シャワ-ブースでは蔵にあった味噌樽がバスタブとして使われています。
家具と階段と手すりと窓と照明がまとまっていて
2階への期待感を誘います。
階段手すり・階段笠木の手触りも質感が良く「ほっ」とします。
2階の寝室は梁の上に蚊帳がかかり、やわらかい雰囲気を演出しています。
この蔵は狭さを感じさせない広がりのある設計がされています。
手で触れる部分、例えば手すりや取手、家具に手で触れ、中村好文さんの「住まいへの愛着は手触りから生まれる」を実感しました。
「萱-KAYA」も築200年の古民家をリノベ-ションして宿泊施設として利用されています.
是非とも時間がありましたら古民家を体感して来て下さい。