有限会社 丸正建設

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新潟風土記

新潟風土記

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2017.10.22

「 軒の出 」

季節の変わり目、三歳の長男からもらったであろう風邪で家族も風邪をひいてしまいました。
妻は熱をだしダウン、私は鼻水をかみながら、今日も打ち合わせでした。

1日雨で綺麗に鎖樋を伝う雨を見ながら思うことがありました。
最近の流行かどうかわかりませんが、四角形の家が多くなってきました。
すっきりとして、コストも軒の出がないよりもかからないし、良いことの方が多い?
と。私は思いません。人間で例えるなら屋根は傘のようなもの。肩幅ぎりぎりの傘では体がすぐ濡れてしまします。だから出した方がいいですよねという説明をしています。もちろん、外壁の材料は濡れても平気なものですが、そこは機能とデザインを合わせて考えたいところです。

2014年度のデータですが、日本の平均降水量は1738ml,地面に雨が浸透しなければ、男性の頭まで雨のプール状態になるということです。そして、私たちが住み新潟は1984ml、ちなみに世界平均は700mlですが、世界は気候の差が激しいので比較にはなりません。ここに新潟という場所は普通よりも多く雨が降る場所であるといえます。

学生時代は太平洋側に過ごした経験もあるので、新潟は雨の日が多いと身をもって感じています。
そのな気候に建てる建物ですから、素直に雨が流れる設計にしたいと思っています。

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玄関も軒や天井という奥行があれば、傘をしまうこと、または荷物を持ったままでも雨に濡れません。

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軒があればちょっとしたものも置いておけます。我が家では薪を置いています。ここに物干し竿を取り付けて洗濯物を干すこともできます。

建築家の堀部安嗣さんも勾配のある屋根に軒は出すように心かけているとおっっしゃっていました。
この言葉を聞いてほっと安心したことを思い出しました。

外観

ウッドデッキ

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軒の出の寸法や仕上げは家の形状などで決めるので、この寸法とは決めていません。
雨の日も楽しくなる家、そんな家がでいきら最高だと思います。

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雨の日の庭もいいものですよ。