雪が積もらないまま年末が近づいてきました。
現場作業や外出は楽ですが、冬らしさを感じられず少し寂しい気もします。
越前浜の家では先週、建て方作業を行いました。
気密パッキンの上に土台を乗せました。
クレーンを使っての作業。6人の大工で行いました。
シンプルな外観の2階建てのお宅です。風が強く、ちょっと鼻水がとまらない。
高いところで余裕のピース。ちょっと一休み。
屋根の合板を留めるための垂木(たるき)と呼ばれる木材を留めていきます。
屋根材を留めるための合板と音を少し和らげてくれるボードを張っていきます。
そして、ルーフィングと呼ばれる防水紙を貼ります。
長いガルバリウム鋼板を大勢の職人で施工してきます。
屋根の端のところは、手仕事で丁寧に施工します。
建て方完了後は、地震の揺れと風圧力に耐えるための合板を張っていきます。
合板をとめるのに、釘の種類と間隔が決められています。
規定通りに施工しているかチェック。不足部分に赤くチェックをしていきます。
内部では引き寄せ金物や筋違を取付し、完了後設計事務所と瑕疵担保保険の検査を受けました。
年内は、透湿防水シートと呼ばれる白いシートをくるくると家を包んで完了です。
家を建てている人、これから建てる人は、工事の進捗と共に、現場で働いている人の素晴らしさも見て頂きたいと思っています。
家を作る人は彼らですから。
設計 エヌスケッチ
施工 丸正建設